NF-SIG(M6)第4回ミーティング ― 感謝を届け、New Farmersの未来をつなぐ
NFサイト活用研究部会(通称SIG:シグ)Share
NF SPECIAL INTEREST GROUP · M6
第4回ミーティング
感謝を届け、
New Farmersの未来をつなぐ
海外受入先へ感謝を届けるカードから、理念を伝える発信、次へ引き継げる事務局へ。構想を具体的な行動へ進めるために話し合いました。
2026/09/19、NF Special Interest Group(M6/マグニフィセント・シックス)の第4回オンラインミーティングを開催しました。前回話し合った海外受入先との再接続を、実際の行動へ進めるための具体策を検討。あわせて、私たちが「New Farmers」として共有したい思いや、帰国後も続く仲間のつながりについて議論しました。
今回の軸となったのは、海外でお世話になった受入農家やホストファミリーへ感謝を届けるグリーティングカードの取り組みです。大きな仕組みを一度に整えるよりも、まずは賛同する人ができることから始め、その経験を次につなげていく。前回の構想を、無理なく動かせる実践へ近づける会議となりました。
主要な成果
1. 感謝を届ける一歩
クリスマスに向けたグリーティングカードの取り組みを、有志で進める方針を確認。参加の呼びかけや送付ガイドなど、準備すべきことを整理しました。
2. 思いを言葉にし、届ける
「New Farmers」に込める思いを共有し、Instagramの準備を進める方向を確認。11月理事会への提案につなげます。
3. 続けられる仕組みへ
徳島でのデジタル支援を、次の担当者も使える形にする必要性を確認。ウェブサイトで最新資料を共有する要望も出されました。
感謝のカードから、もう一度つながる
海外農業研修は、受入農家やホストファミリーの支えがあって成り立っています。年月がたって連絡が途絶えた相手にも、感謝と今の暮らしを伝えることができる。その小さな働きかけを、研修で生まれた関係を育て直すきっかけにしようという取り組みです。
活動の目的は、受入先への感謝と関係の再構築、その先にある将来の研修機会へのつながりです。実際に誰へ声をかけ、どう参加してもらうかについても、具体的に意見を交わしました。
まずは、送りたい人が送れる相手へ
参加は有志を基本とし、それぞれの研修経験や相手との関係を尊重します。連絡先を把握している人から始め、難しいケースの解決を待って全体を止めないこと。最初から大きな成果を求めすぎず、実施する中で課題を確かめる考え方が共有されました。
- 感謝を中心にする:受入農家やホストファミリーへ、お礼と近況を届ける。
- 参加しやすくする:カードの見本や送付方法を示し、何から始めればよいか分かるようにする。
- つながりを生かす:同期、同じ農場で研修した先輩・後輩、各地のネットワークへ声をかける。
- LINEで支える:専用グループで呼びかけや相談、送付後の報告を受け止める方法を検討する。
カードを送ることは、関係を育て直す入口です。
同じ農場の思い出を共有する人同士がつながったり、世代を越えた交流が始まったりする可能性にも話が広がりました。こうした広がりは、これから実践を通じて確かめていきます。
準備の目安
| 時期 | 進めること | 位置づけ |
|---|---|---|
| 2026/11上旬まで | 専用LINEグループへの参加を呼びかけ、賛同者を集める。 | 準備目標 |
| 2026/11のブロック大会等 | 大会や既存のネットワークを使って活動を紹介する。 | 周知の機会として活用する方針 |
| 2026/12のクリスマスシーズン | 受入農家・ホストファミリーへのカード送付を目指す。 | 送付目標。具体的な締切は今後調整 |
「New Farmers」に、共通の思いを込める
「New Farmers」という言葉を、帰国した研修生同士が共有できる誇りや姿勢として育てていく案が出されました。海外へ行くことを目指した時の気持ちを、帰国後の農業や地域での実践、次の世代への働きかけへどうつなぐか、という問いです。
研修生の募集や県組織の維持は必要な仕事ですが、その仕事に追われる中でも、自分たちは何のために活動しているのかを見失わないこと。海外で学んだ経験を、自分の農業、さらに日本の農業へ生かそうとする思いを、改めて言葉にする必要性が語られました。
機関紙、ウェブサイト、ブログなどの発信を通じて、その思いを伝えることも議論されました。一人ひとりの研修経験や帰国後の実践には違いがあります。その多様さを生かしながら、国際農友会の理念を共通の軸にするという考え方です。
「New Farmers」の定義やスローガンは、今回確定していません。
理念を共有し、発信へつなげるための提案として扱っています。SNSの開設や管理体制についても、具体的な運用条件を確認する必要があります。
理念から、具体的な行動へ
理念、ビジョン、目標、KPI、戦略、戦術の順に活動を整理する考え方が共有されました。「何をするか」だけでなく、「なぜするのか」「どんな未来につなげたいのか」を先にそろえるための整理です。
アイデアを集めて投票するなど、効率よく共通認識をつくる進め方も挙げられました。一方で、議論の中では、国際農友会には既に規約に掲げられた目的・理念があることも改めて確認されました。既存の理念を踏まえ、M6の活動や発信にどう表すかが検討の焦点です。
今回、新たな公式理念や数値目標が決定したわけではありません。共通の軸を持ちながら、小さな実践を積み重ねていきます。
Instagram活用を、11月理事会の議案へ
海外農業研修の経験や、帰国後の取り組みを、より多くの人へ届けるにはどうするか。M6としてInstagram活用に向けた準備を進め、11月理事会へ議案として提案する方向を確認しました。
最初の投稿で「私たちはNew Farmersである」という思いや活動の軸を伝える案、投稿画像と文章を試作して具体的なイメージを示す案が出されました。営農研究会などの案内にも使えることが、期待される用途として挙げられています。
- 理念を発信の軸にする:投稿する人の個性や地域の違いを生かしながら、団体の目的から外れない運用を考える。
- 運営する人を明確にする:投稿を確認する担当者や協力者を決め、1人に負担を集中させない形を検討する。
- 交代できる仕組みにする:アカウントの管理主体、連絡先、担当交代時の引継ぎ方法を確認する。
次期の研修生募集を見据え、県組織やOB・OG個人が投稿をリポストし、協力して知らせる案も出ました。グリーティングカードの活動紹介を通じて、日頃からつながりをつくることも想定しています。拡散による効果は、今後の実践で確かめる必要があります。
一方、有料広告は、費用や決済手段の課題があるため先送りとしました。通常の情報発信を始めることと、広告費を使うことを分けて進めます。団体としての正式な運用体制、アカウント設定、管理方法は引き続き確認が必要です。
理事会での説明を振り返り、実践を積み重ねる
8月の理事会への提案を振り返り、予算確保の難しさに加えて、提案の目的や必要性を十分に共有する難しさが話題となりました。また、オンライン会議では、決められた進行の中で自由な議論や新しい提案の時間をどう確保するか、という課題も挙げられました。
こうした振り返りを踏まえ、関係する先輩方への説明を大切にしながら、有志が責任を持って小さく実行し、得られた経験や課題を示していく方向を確認しました。グリーティングカードの取り組みは、その具体的な一歩です。
ここに記載した理事会への受け止めは、今回の会議で共有された振り返りです。理事会の正式な議決内容を示すものではありません。
徳島で確かめたい、引き継げる事務局の形
徳島のブロック大会に向けたデジタル支援については、「大会を無事に開催できた」という成果に加え、次の担当者や別の県でも使える方法を残せるかが論点になりました。
主催する県の方々に、どの仕事の負担が軽くなるのか、誰が何をするのかを、事前に分かりやすく示すこと。そのうえで、現地での支援が必要な部分と、地域の担当者が継続して行える部分を整理する必要性が挙げられました。
大切なのは、担当が替わっても続けられること。
デジタルに慣れていない人にも「これならできそう」と感じてもらえる、分かりやすくシンプルな手順にすることが、議論の共通点でした。
徳島で得た方法や課題を、青森など他地域での取り組みにつなげる案も共有されました。ただし、支援範囲や役割分担、具体的な手順は今後の調整事項です。現時点で、業務負担の削減効果や全国共通の運用方法が実証されたわけではありません。
次の会議で清家氏から具体的な説明を受けられるよう調整し、理事会にも実践の内容を分かる形で示して、今後の活動や予算の検討につなげたいという意見が出ました。
SNSで今を伝え、ウェブサイトに活動を残す
発信の目的に合わせて、SNSとウェブサイトの役割を整理する話もありました。SNSでは、その時々の動きや活動の雰囲気を届ける。ウェブサイトでは、活動の足跡や経験、団体の考え方を蓄積し、後から振り返れるようにする。両方をつなげて使う考え方です。
実務面では、学校等での啓発活動に使う資料一式を、毎年度の最新情報に更新してウェブサイト等からまとめて入手できるようにしてほしい、という具体的な要望が出ました。
担当者がその都度、動画や資料を探し、説明用スライドを作る負担を軽くするためです。必要な資料が事前に手に入れば、説明先の設備や参加者に合わせて準備しやすくなります。
| 役割 | 会議で挙がった使い方 |
|---|---|
| SNSで接点をつくる | 日々の動き、グリーティングカードの活動、研修や営農研究会の案内を届け、県組織や個人の発信につなげる。 |
| ウェブサイトに蓄積する | 理念や活動記録を残し、過去の取り組みを振り返れるようにする。 |
| 資料への入口を整える | 啓発活動に使う最新資料をまとめ、各地の担当者が説明準備に使えるようにする。 |
これらは今回出された活用案・改善要望です。掲載する資料、更新担当、公開範囲などは、関係者との調整が必要です。
機関紙でも、M6の取り組みを紹介
機関紙「New Farmers」への寄稿については、2026/10/30が原稿締切として共有されました。担当者からは、できれば9月中に初稿をまとめ、メンバーに確認してもらってから提出したいという意向が示されました。
発行は翌年1月を想定した話となり、クリスマス企画の事前告知には間に合わないことにも気づきがありました。開催案内を中心とする原稿にM6の取り組みも紹介できるか、発行時期とのずれを踏まえて内容を検討します。
帰国後も、経験や意欲を受け止め合える仲間へ
各地の組織運営については、担い手の不足や、事務を支えてきた人が交代した時に活動が続きにくくなることが課題として共有されました。組織を維持することに加えて、参加する人にどのような意味や価値があるのかを伝える必要があります。
特に、海外から帰国した直後の意欲を、仲間と分かち合える関係が大切だという意見が出ました。出発前の応援、帰国時の歓迎、その後の経験の共有まで、つながりを切らさずに育てていく考え方です。
募集の段階から、研修後に経験をどう生かすか、OB・OGとつながる意味をどう伝えるかも論点になりました。海外生活の環境や連絡手段が世代によって変わる中で、以前と同じ体験や感覚を前提にせず、活動の目的を共有する必要性が語られました。
一方、研修生への連絡には本人の意向や連絡先の取扱いを確認する必要があり、県組織が接点を持ちにくいという声もありました。関係機関との連携を含め、本人の希望を尊重しながら、どのような形で応援や案内を届けられるかが課題です。
広い地域で1か所へ集まることにこだわらず、地域ごとの集まりや学びの機会をつくる案も出されました。それぞれの暮らしや仕事の中で関われる形を考えることが、次の担い手へつなぐ土台になります。
次に進めること
会議で示された行動と、その後に確認する事項を整理しました。担当の最終確定や詳細な日程は、引き続き調整します。
| 項目 | アクション | 時期・状態 |
|---|---|---|
| 機関紙への寄稿 | M6の活動を伝える原稿を作成し、メンバーの確認を経て提出する。 |
締切を共有 2026/10/30締切。9月中の初稿共有を目指す意向 |
| グリーティングカード | 企画担当チームを組み、見本・送付方法・参加の呼びかけを具体化する。 |
準備を進める 2026/11上旬の参加呼びかけ、2026/12の送付を目標 |
| Instagramの準備 | 投稿画像・文章を試作し、活動の軸が伝わる発信の形を検討する。 |
準備を進める 具体的な期限・運営分担は調整 |
| 理事会への提案 | Instagram活用を議案として扱えるよう、事前説明と調整を進める。 |
提案する方向 2026/11の理事会 |
| 徳島大会のデジタル支援 | 清家氏と関係メンバー・現地主催者で、支援範囲、役割分担、残す手順を具体化する。 |
要調整 大会準備の中で確認 |
| 理念と発信の軸 | 既存の目的・理念を踏まえ、「New Farmers」の思いをどう表現するかを整理する。 |
継続検討 公式の新しい定義・数値目標は未確定 |
| 最新資料の共有 | 啓発活動に必要な資料一式をまとめ、年度ごとに更新して入手できる方法を関係者と検討する。 |
改善要望 掲載方法・担当・期限は未定 |
次回のミーティング
第5回は、2026/11上旬を目安に、それぞれのプロジェクトを具体化した内容を持ち寄る方向で締めくくりました。徳島大会の支援内容やグリーティングカードの準備状況などを確認する予定です。具体的な日時は、関係者の都合に合わせて調整します。
引き続き確認すること
- カードの送付条件:宛先の確認、送付費の負担、具体的な締切、連絡先が分からない場合の対応。
- 共有・公開の範囲:住所、返信、写真などをどこまで共有・公開してよいか。相手の意向を確認して扱う。
- SNSの運営体制:管理主体、投稿の確認、担当者の負担、交代時の引継ぎ。有料広告と決済方法は別途検討。
- 徳島での実践内容:現場の困りごと、支援が必要な仕事、継続して使える手順や資料の残し方。
- 70周年関連行事への展開:大使館での記念行事を想定し、全国の研修経験者の感謝をスライド等で伝える案。実施条件や関係者との調整は未確定。
今回の議論を通じ、感謝を伝えるカード、経験を届ける発信、引き継げる事務局づくりが、次の世代へつながる活動として重なってきました。まずは動けるところから始め、実践の中で確かめたことを、次の取り組みへつないでいきます。
用語をやさしく
理念・ビジョン・KPIなどの用語解説を開く
- 理念:その活動が何のために存在するのか、どんな価値を大切にするのかという基本の考え方。
- ビジョン:理念を実現した先に、どんな未来をつくりたいかという将来像。
- KPI:目標に向けた進み具合を確かめる数値指標。今回の具体的な指標や目標値は未確定です。
- 戦略・戦術:戦略は目標に近づくための大きな方針、戦術はそのために行う具体的な方法。
- グリーティングカード:季節のあいさつや感謝、近況を伝えるカード。今回の取り組みでは、海外の受入農家やホストファミリーへの送付を想定しています。
- リポスト:他の人や団体の投稿を、自分につながる人たちへ再共有すること。
English summary
The fourth NF Special Interest Group meeting on September 19, 2026 focused on turning ideas into practical steps. Members agreed to prepare a voluntary greeting-card initiative to thank overseas host farms and families, aiming for the Christmas season. Existing connections among alumni, including those who trained on the same farms, can help the initiative grow.
The discussion also explored how “New Farmers” can express a shared sense of purpose after returning from overseas training, grounded in the association’s existing principles. Members supported preparing Instagram content and bringing the initiative to the November board meeting. Paid advertising was deferred pending funding and payment arrangements.
For digital support at the Tokushima block conference, the key question was whether the work would leave simple procedures that future organizers and other prefectures could use. Members also discussed how to support trainees before departure and after their return, while respecting their wishes and the handling of personal information. Operational details and several proposals remain to be confirmed.
Members also requested an accessible collection of up-to-date outreach materials, with social media serving current communication needs and the website preserving records and useful resources.
記録について
本記事は、2026/09/19に行われたNF-SIG第4回ミーティングの前半要約PDFと、後半録音の文字起こしをもとに、議題別に再構成した会議記録です。音声の文字起こしにはAIを使用しています。会議で進める方向となった事項と検討案を区別し、確認できない固有名詞や数値は断定していません。
- 前半資料:「NF SIG (M6) 第4回オンラインミーティング 2026-09-19 19:55(GMT+9:00)」PDF、2ページ。会議日:2026/09/19。
- 後半資料:「9-19M5ミーティング.m4a」。録音日:2026/09/19。収録時間:約64分23秒。
- 構成・前回の経緯の参照:NF Special Interest Group(M6)第3回ミーティングを開催 ― 海外ホストとの再接続と、次世代へ引き継ぐデジタル事務局。公開日:2026/08/05。確認日:2026/09/20。
記録の編集日:2026/09/20。