【長崎県】R7年度営農研究大会:ワークショップ①|自身の事業を世界へ発信!(講演編)
長崎県国際農友会Share

1. 今日は「IT講座受講者」ではなく「発信者」になる
藤川氏は最初に、「自分はデジタルの専門家ではない」と伝えたうえで、今日扱うツールや考え方は、 すでに社会人の標準装備だと話されました。
SNSやAIは、特別な人だけが使うものではありません。ここに乗り遅れると、情報が届かない業界が生まれ、 結果として「存在を知られない産業」になってしまう、という危機感が示されました。
「農業の中心にあるのは発信であり、自分の存在や仕事を伝えることも含めて、今こそ取り組む必要がある」 と藤川氏は話し、プレゼンが始まりました。
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2. 農業の危機は「いきなり」ではなく「じわじわ」進む

人口減少が進む中で農業従事者が大幅に減っていく見通しを挙げ、「こんな業界はなかなかない」と、藤川氏は強調。ただ、いま目の前で困っている人が多くないように見えるのは、危機が一気に来るのではなく、ゆっくり進むからだと言います。
「変わらないことを大事にする気持ちは分かるが、状況によっては『変わらない』が『終わる』につながる選択になってしまう」—— 藤川氏は、そういう現実をはっきりと言葉にされました。
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3. なぜ気づきにくかったのか:農業の現実が「伝わっていない」から

担い手がいない、若者がいない――この課題はずっと言われています。藤川氏は、その根本理由をとてもシンプルに整理しました。
「困っていることも、価値も、現実も、届いていないから」です。
情報が届かないと、若者の選択肢に入りません。仕事として見えないので、求人も届きません。 その結果、農業が社会の中で“見えない産業”になり、ますます人が減っていきます。
だからこそ、藤川氏はここで結論としてこう言います。
「課題解決のために、発信者になりましょう」。
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4. 発信は、担い手も仕事も未来も呼び込む

藤川氏は、経済成長の要素(労働力・資本・生産性)に触れながら、農業に足りないのは労働力だけではなく、 未来をつくる生産性(イノベーション)だとも話しました。
そして今回の文脈での「イノベーション」を、藤川氏は発信力として捉えます。情報をどう扱うかで、人が動き、 応援が生まれ、担い手が生まれる。そういう循環をつくる必要がある、という考え方です。
さらに藤川氏は、農業の「良い面だけでなく、つらさも悩みも含めて語ること」が社会との接点になり、興味につながるとも話しました。
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5. AIは「世界へ届ける」ための現実的な武器になる

藤川氏は、AI(チャットGPT)を「語学や文章の壁を下げる道具」として紹介しました。
たとえば、日本語で話しかければ英語に整えて返してくれる。海外とのやり取りもスムーズになる。 「貿易をしたい」「自分の商品を世界に届けたい」と思ったとき、文章づくりの時間を大きく短縮できます。
藤川氏は、「発信する農家が増えるほど業界は強くなる」と話し、今日のテーマを改めて「発信」に置きました。
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6. ゴールは「完璧」ではなく「まず一歩やってみること」


藤川氏は、ここで参加者の心理的ハードルを下げます。 発信は簡単ではありません。考えて、書いて、整える必要があります。 でも今日だけで全部できるようになる必要はありません。まず体験して、「できる」「使える」「届く」という感覚を持って帰ることが大事だと。
藤川氏は海外研修の経験にも触れ、「行ってみる」という一歩で人生が変わった人が多いはずだと話され、 今日の一歩も、そこにつながるという藤川氏のメッセージでした。
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次のアクション
まずは講演映像を視聴し、「自分なら何を発信できるか」を一つだけ決めてみてください。小さな一歩を今日から始めましょう。
Start by watching the lecture video and identifying one message you feel you can share. Perfection is not required. Take a small step and begin today.